MOCK NECK DRY

少し細めの袖は
重ね着の際に着膨れせず
見た目の上品さもプラス

モックネックはデザイン性だけでなく
塗り忘れがちな胸元の日焼けを防止

身体のラインが出ない
生地にこだわった
一枚で着ても様になるデザイン

“欲しい”を全部詰め込んだ
Tシャツの完成です


表面には原綿が極めて細いスパンポリエステルのMVS紡績糸を、裏面は東レ「Primeflex®」を使用した、プレーティング編みの生地を使用

※洗濯時は裏返し、ネットをご使用ください。
※つけ置きはお避けください。
※洗濯後、形を整えて干してください。
※アイロンは当て布をご使用いただき、プリント・刺繍部分はお避けください。
※タンブル乾燥は禁止です。

Mock Neck DryT
color: White / Black
material: ポリエステル 100%
size: women 1 / 3

¥9,900(税込)+ 送料

160cm 46kg〈size1〉
160cm 46kg〈size3〉
Mock Neck DryT13
着丈(前着丈との差)59 cm(2 cm)64 cm(2 cm)
肩幅44 cm46.5 cm
身幅50 cm53 cm
袖丈17 cm18.5 cm
袖口12.5 cm14.5 cm
重さ約170g約190g

製作日記

「こんなTシャツを作りたい」そんな思いを抱いたのは実はイヤーモフやてぬぐいの製作を考え始めたもっと前。その頃の私は製品の情報がどれだけ大切なものかということをわかっておらず、以前モニタを務めたブランドさんにこんな問い合わせをした
「自分でもTシャツを作ってみたいのですが、着用させていただいたTシャツの素材がとても良かったのでどの生地を使っているか教えてもらえませんか」
今考えると、とても失礼極まりない話である。精魂込めて作った製品の肝の生地を、何の苦労もなく教わろうというのだ

幸いそのブランドの方は無碍に扱うこともなく、使用した生地を教えてくださり、それどころか「個人で作るのはコストがかかって大変だろうから一緒に作らないか」と提案してくれた。その申し出にとても喜んだ私は対面で打ち合わせをさせてもらい、まずはサンプルを作ってみよう…というところまで話が進んだ

が、待てど暮らせどその後そこからの連絡はなかった。問い合わせてもバタバタしててすみません!いついつ頃には…とのやりとりの後、またもその時期になっても連絡はない。やはりそんな上手い話はなかったのだ。だからと言って自分一人で作るのは無理なんだよな…とモチベーションが下がってしまったのが、およそ4年前の話

そこからイヤーモフのmyogから始まり、アソビビトを立ち上げてぬぐいに続きワッペン…と自分が欲しいものを作ってきた。そろそろあの時の挫折を自分の手で回収する時じゃないか?やっぱり今でもあのTシャツが作りたい。そんな経緯でこのDRY MOCK NECK Tはできました

とは言っても服作りはただの素人、私ひとりではきっと作れなかった。製作にあたり手を貸してくれた友人・協力会社の方々に感謝いたします!

コットンのような肌触りと速乾性の実現

以前教えていただいた生地がわかっているから生地選びは問題ない。なんて思っていたのも束の間。問い合わせてみるとその生地はすでに廃盤に…。ここから地獄の生地選びが始まる

メリノウールの気持ちよさ、機能は重々承知していて私もかなり愛用しているが、Tシャツになるとテロンと身体に沿ってしまうのがあまり好きではなかった。なので今回はポリエステルで、メリノウールに負けない着心地・機能性、そしてある程度の厚みとハリがあり体のラインを出さない生地にしようと決めていた。でも登山後の着替えにも使えるよう1枚でも透けず、嵩張らないというのも外せない
必要な条件に少しでも当てはまる生地見本を取り寄せ、検討する。速乾性・吸湿性・質感・肌触り・透け感・臭いにくさ etc…条件を出せばキリがない。全てが当てはまる生地はなかなかない。見本を見ていいなと思った生地も、実際に服になって着てみるとまた質感が全然違うことも学んだ。友人と協力会社さんの力を借り各生地会社からのスワッチ集め、何度もサンプルの出し直しをし、やっとこれだと思う生地がみつかった

山でも快適な機能性

決定したのは、表面に原綿が極めて細いスパンポリエステルのMVS紡績糸を、裏面は東レ「Primeflex®」を使用した、プレーティング編みの生地。汗冷えが致命傷になる山での行動時に、瞬時に汗を給水し、素早く大気中へ放出する速乾性、さらにはUVケアを備えている。また少し透けはするものの、いやらしい感じはなくこのくらいなら合格レベル
実際に何度もサンプルテストを行ったが、汗をかいてもベタリと肌に張り付く感じもなく、乾きも早い。体型にもよるけれど、ストレッチ性があるので突っ張る感じもせず動きやすさは合格。運動後の嫌な臭いもなかった。

※東レ「Primeflex®」は、性質の異なる2種類のポリマーを貼り合わせた断面構造を持つバイコンポーネント構造により、高いストレッチ性と着用快適性を兼ね備えたファブリックです。

「こんな形があったらいいな」をパターンに

モックネックのTシャツをシャツと重ね着なんて可愛いじゃない。それにインナーっぽく見えないのがいいよね。てことで最初から形は決まっていた(自身が首の詰まった服が好きだというのもあるけど)
首が大きく開いたTシャツはいちいち胸元に日焼け止めを塗るのが手間だし、モックネックはその点をカバーしている

そして袖は普通のTシャツより少し細めに。腕がスッキリ見えるし夏は手を上げた時に脇が見えることを気にしなくていい。袖が捲れず重ね着もしやすい。ボディはどんなパンツとも合わせやすいようほんの少しボックス型に。でも袖が細いお陰でストリート感が出過ぎず上品さもある。丈はインでもアウトでもいい丈感で、しゃがんだ時を考えて後ろは少し長めに

こんな私の要望をたっぷり詰め込んだ形をパタンナーとして活躍する友人に形にしてもらった。出来上がったものは…完璧!私の思い描いたデザインをそのまま形にしてくれた。頼りになります…!

着心地を追求するため洗濯表示はプリントに

肌に近い場所で着る服の、洗濯タグがビラビラなるのがどうも気になる私。痒くなってすぐに切ってしまう。が、それでは洗濯表示の役目をなしていない。なのでこのTシャツはタグを一切付けず、洗濯表示もロゴもプリントにしている。かすかに表に透けるプリントだけど、それもまた味だと思っている

とは言ったものの、ロゴもさりげなく

シンプルなものがいい。余計な柄や模様はいらない。と思ってはいたものの、上がってきた何もないサンプルを見た時に、商品としての物足りなさが。やはり商品はロゴやタグが入ってこそ“商品らしさ”や完成度が上がるのも事実。でも着る時を考えると余計なものはつけたくない…でもこのままだと何かが足りない…と悩んで入れたロゴマーク
着用した時に邪魔にならず、さりげなく存在感を示すため、裾に私の好きな刺繍を同系色で。刺繍のサンプルが届いた時は、それまでごちゃごちゃ考えていたのを全て忘れるくらい可愛い!と興奮しました笑



4年越しの思いを経て完成したDRY MOCK NECK T、ぜひお試しください
重ねてになりますが、力を貸してくれた友人・協力会社のみなさん、ありがとう!