今回はオッ山部で休みを合わせ山へ行くことに。元々1泊で那須岳縦走を予定していたけれど、なんとその週全て全国的に天候が微妙に…。天気予報と睨めっこしながら回復を待ち、曇り&雨というところまで回復したけれど、メンバーの経験も鑑みて場所を変更
回復を待つ間も他に行けそうな山を探す。晴れる地域、自分たちに見合った技量の山…これは「山は諦めろ」というくらいにない。全国的に天候が悪く唯一の晴れ予報は新潟の日本海側だったので、行きたい山リストの中から日帰りで新潟県角田山をチョイス。その間もオッ山たちは「山小屋に泊まりたい」「お金かけて行くのに日帰り低山はもったいない」「泊まりでグッとくるプランが見つからない」などとそれぞれバラバラで言いたい放題。「だから晴れるのそこしかないったい!なら自分で考えろやー!」と言いたいのを我慢して(いや、最後には言ってたな笑)最終的に温泉宿1泊で新潟角田山に決定。宿の手配はオッ山がやってくれました(ありがとね!)
ゴタついたものの新潟角田山は以前から行ってみたいと思っていた山。「にっぽん百低山」に出てたとオッ山ズもテンションアップ。電車の遅延で出発が40分遅れるというアクシデントはあったものの、駅でコンビニに寄った後すぐにタクシーが捕まり登山口までワープ。この運転手のおじいちゃんがすごくよく喋る人で、色々と周辺のことを教えてくれたんだけど(半分くらい方言で聞き取れなかった笑)まさかの帰りにタクシーを呼んだ時もこのおじいちゃんだった笑
稲島登山口について早速登山開始。稲島薬師堂へと続く参道の木漏れ日が気持ちいい。薬師堂を越えてからは階段の連続。ほぼ山頂まで階段が続く。これはなかなかきつい。途中にある地蔵観音や不動明王にご挨拶をしつつふうふうと登っていく。時折見える日本海に癒されつつ登っていくと、やっと平なところが
山頂手前の観音堂広場はとても広く一気に展望が開ける休憩にぴったりの場所。日陰はあまりないので熱中症には注意。ここまできたら山頂はすぐそこ。山頂にもベンチはありますが、展望がないので休憩をするなら観音堂広場の方がおすすめでした
稲島コースは木漏れ日の中を歩くとはいえ湿度もすごく気づけばパンツの膝から上がびっしょり…。特に今回涼しさをとって薄いベージュのパンツを履いていたので汗染みがくっきり。オッ山二人に茶化されながらも開き直るしかない笑
ここから灯台コースを目指して歩いていく。稲島コースは歩きやすい階段だったけれど、灯台コースはなかなか足場が悪い。と言っても普通の山道に慣れている人なら特に問題はない。途中キツネノカミソリの群生地もあったり、花も楽しめるコースだった。
そして前方が開け見えてきた日本海!一気に全員のテンションが上がる。ガレガレではないけれど足場が急勾配の岩稜帯に。一歩一歩気をつけながら岩稜帯を下り、次に見えてきたのは痩せ尾根。海も見えて花もあって、痩せ尾根歩きに岩稜帯。これで標高500m以下というのが驚き。低山でこんなにバリエーション豊かな山は他にはないのでは?!
歩くにつれ足元に砂が増えていく。周りの植物も心なしか海辺の植物っぽい。島じゃないけど島旅感たっぷりで、オッ山ズは「いい島だな!」と間違え出す始末。笑
そしてゴールの灯台が見えてきて、最後は海で火照った足を癒して終了。
と、思いきや灯台登山口からのバスはなく、せっかくなので歩いて近くのスーパー銭湯まで歩こうと。海を横目に車道脇を歩いていくけれど、あまりの雑草の荒れ具合に途中で道がなくなること多数。海辺の面白い景色は楽しめたけれど、さすがに疲れたということでタクシーを呼びました
そして宿に着いて知ったのだけれど、急遽とった宿だったので素泊まりプラン。近くの飲食店を探そうとも、この辺りは水・木はほとんどの店が休み。ちなみに帰りに行こうとしていたスーパー銭湯も休みだった。もちろんコンビニなんて近くにない。唯一開いていた「いわむろ酒場」さん、本当に助かりました!おいしかったです!お世話になりました!歩いてる時に気づいたんだけど、この岩室温泉街は猫の絵が描かれた漬物石?があちこちの民家の前に置いてありました。なにかのイベントの名残りかな?
温泉で体を癒して2日目。まさかの前回会った時から約5kg、全部で10kg増量していたむちむちオッ山は当初の予定の弥彦山を下から登る元気はない(いつの間に太っとんや!)、なら弥彦神社まで歩いてみよう。と出発。この日の朝&昼ごはんも開いている店がなく、弥彦駅まで回ってやっと開いていた「おもてなし広場」。この街に来てる人みんな来てるんじゃってくらいみんなここの食堂に集まってご飯食べてた笑。平日に行く場合はご飯難民にならないよう注意しましょう!
可愛いロープウェイに乗って一気に9合目まで。弥彦山は越後平野が一望できる展望の良い山。ガイドさんが教えてくれたのは、越後平野には東京都が丸々入る面積があるそう!びっくり!9合目からでもむちむちオッ山は1日目の疲労で膝がガクガクでした。いやー那須岳にしてなくて本当によかった(太る前は毎日2万5千歩歩いてる人だったんですよ…笑)
そんなこんなで無事登山も終え、全員一致で角田山は低山でもお金かけて行く価値がある!という満足感と充足感に溢れて帰路につきましたとさ
2024年8月21日
角田山【新潟】
最高標高 482m
累計標高差 482m
歩行距離 約 5km
コースタイム 約3時間20分
今回の予定
(9:30)巻駅
〜タクシーで移動〜
(9:45)角田山 稲島登山口
(11:00)角田山
〜休憩〜
(12:00)角田山山頂出発 灯台コースへ
(13:45)角田岬灯台
今回の記録
(10:10)巻駅着 ※電車遅延のため
〜タクシーで移動〜
(10:40)角田山 稲島登山口
(12:00)角田山 灯台コースへ
(14:00)角田岬灯台