メッセージを見ると「3連休に立山行くけど、どう?」というお誘いが。特にこれといった予定もなく、初めての立山、雲の平以来のテン泊、しかも紅葉シーズン真っ盛り…!心惹かれる言葉の羅列に、以前お会いしたAさんも一緒と聞いて私も参加することに。立山の紅葉なんて絶対綺麗だよね、最高じゃない!
ウキウキしてその日を待っていたら直前に寒波が…急遽参加メンバーで話し合ってとりあえず慣れないテン泊はやめて小屋泊にすることに。幸い小屋もまだ空いていて予約がとれた。こうゆうとき山に慣れている人たちだと話も行動も早い…!普段はだいたい自分で調べたり手配したりなのでとても頼しい
当日、深夜バスに乗り込んですぐに熟睡。何度かのSAを超え、周りがザワザワしている音で目が覚めると、周りは素晴らしい紅葉…!これは綺麗!みんな一様にスマホのカメラを向ける。立山の麓の弥陀ヶ原という場所。これは雪と紅葉の珍しい立山が期待できるかも…と、到着した室堂でびっくり。完全な雪山やん…笑
そして室堂ターミナルの人の多さにもびっくり。早朝だというのにすごい人!登山客と観光客、色んな格好と言葉が入り乱れる。てか早朝から開いてる蕎麦屋があるのね!ホットスナックも!コンビニで朝食買わなきゃよかったー!
湯気の出る蕎麦を横目に、冷えたおにぎりを食べ終えると立山への登山開始。開けた室堂から一気に急登になり、私とAさんはヒーヒー言いながら登る。元気いっぱいな男性陣とはどんどん離されていく。雪に覆われた立山はとても綺麗。綺麗なんだけど…頭は紅葉を期待していたのでなかなか気持ちが切り替わらない。そして来る途中にみた弥陀ヶ原の素晴らしさ…
「Aさん、よかったらこの後引き返して弥陀ヶ原行きません?あの紅葉が忘れられなくて。もうすでに男性陣と別行動みたいなもんだし!」
とグループ登山であり得ない提案をする私。笑
Aさんも賛同してくれて一ノ越山荘まで登ったところで男性陣に伝え別行動に。ずんずんと登って行く男性陣たちを見送り、「16時までには小屋に戻りまーす!」と意気揚々と下山。室堂ターミナルに戻ると弥陀ヶ原で途中下車できるバスがあるとのこと。それに乗っていざ、再出発!
バスが着くとさっき見た素晴らしい草紅葉。そう、これこれ!これが見たかった!二人で興奮しながら周辺をハイキング。まずは展望台へ行き、それから弥陀ヶ原をぐるりと一周。満喫した私たちは時間の兼ね合いで帰りもバスを利用して立山室堂へと戻る
そして泊まった「らいちょう温泉雷鳥荘」の素晴らしいこと!これはホテルですか?と言わんばかりの豪勢な食事、温泉、電気もネットも使える!これは…小屋泊初心者は連れて来たらいけない宿ですね笑。最初にこれを経験しちゃうともう他の山小屋に泊まれなくなっちゃう。ベッドも一人一人個室のようになっていて、それぞれにコンセントが付いている。とても安心して気持ちよく寝れました
次の日は朝から雨だったのでターミナルまでの帰り道にあるみくりが温泉で温泉に浸かって帰路へ。途中雷鳥にも会え、とても綺麗なみくりが池も。参加メンバーもみんないい人たちでまったり小屋のカフェで過ごしたりご飯を食べる時間が楽しかった。あまりこんなグループ登山に参加したことはなかったけれど、こんな登山もいいもんですね
この時の弥陀ヶ原の素晴らしい景色が2024てぬぐい“MIDAGAHARA”のモデルになっています。よかったら見比べて見てみてください!
2023年10月8-9日
立山・弥陀ヶ原
所在地 富山県
距離 ーkm
最高標高 ーm
標高差 ーm
今回の予定
【1日目】
(8:30)立山室堂ターミナル
(9:37)一ノ越山荘
(10:41)雄山
(11:08)大汝休憩所
(11:26)富士ノ折立
(12:07)真砂岳
(12:26)内蔵助山荘
(13:31)別山
(13:46)別山(北峰)
(14:01)別山
(14:27)剣御前小屋
(16:06)らいちょう温泉雷鳥荘
【2日目】
(8:00)らいちょう温泉雷鳥荘
(8:20)みくりが池温泉
(8:41)立山室堂山荘
(9:55)浄土山
(11:00)立山室堂ターミナル
今回の記録
【1日目】
(8:55)立山室堂ターミナル発
(10:00)一ノ越山荘
(11:00)立山室堂ターミナル
(12:00)立山室堂ターミナル発 美女平・弥陀ヶ原行き(40分間隔)
〜バスで移動〜
(12:25)弥陀ヶ原バス停
(12:40)弥陀ヶ原展望台
(12:50)弥陀ヶ原ホテル 木道散策路
(14:05)弥陀ヶ原ホテル
(14:30)弥陀ヶ原バス停発 室堂行き
(15:00)立山室堂ターミナル
(15:20)みくりが池温泉ホテル
(15:50)らいちょう温泉雷鳥荘
【2日目】
雨のためみくりが池温泉にはいって帰路へ