そろそろ低山が恋しい季節。今回は以前から気になっていた熱海の玄岳へ。ここはアクセスが良く、山頂からの眺めが最高らしい。ということで、トレーニングも兼ねてGo!
朝から賑やかな熱海駅を出発しバスで玄岳ハイクコース入口まで。ここから登山口を目指し標識に沿って住宅街を歩く。まさかの登山道よりこの登山口までの坂が一番急登だった笑。坂の角度がえぐいです!
登山口に着いてここから登山開始。気候が良かったこともあり、もうだいぶ汗だく。爽やかな竹林を抜け歩いていく。木漏れ日が美しい。登山道に時折ポエムが。こうゆうのが低山の面白いところ
陸橋を渡ってさらに登って行く。と、そろそろ空が開けてきたと思ったら熊笹の道。どんどん茂っていき、気づいたら道がなんとか見えるくらい。時折頭の高さよりも高くなり、なかなかの藪漕ぎに。まさかこんな道だとは笑
やっと登り終えたところに山頂標識!山頂は熊笹に囲まれた芝生の広場。気温もちょうど良く眺望よし、風が気持ちがいい!この山頂は最高です!ふと見ると富士山も!
ここでお茶を沸かして最近お気に入りの安納芋羊羹と緑茶で休憩タイム。今日は先日購入したばかりの風防「風火蔵」を試してみる。
アルコールストーブを使う時にいつも課題なのが風がある中での使用。風があると燃料ばかり消費して、鍋は全く沸かないということが多かった。そのせいで燃料もたくさん持っていかないと足りないし、調理にも時間がかかる。登山はじめの頃に買った風防兼五徳は風には強かったけど重いし組み立てが面倒。自作の風防は軽すぎて風が吹くとなす術もなく…。
そんな時にSNSで見かけた野鋭具兵学校さんの“風火蔵”という風防。組み立ては一瞬で、風が強い時ほどターボ化して熱効率が上がるそう(風の当たり方にもよる)詳しくはぜひホームページを見てほしいのだけど、検証データ含めてかなり詳しく性能が紹介されてます。取り扱い動画なんか途中から飛行機のジェット気流にまつわる尾翼の説明とか出てきて、もう何の説明動画?!ってツッコミたくなるほど見てると本当に好きなんだなーということが伝わってくる笑。気になる方はぜひ本家のサイトを見てみてください(野鋭具兵学校さんak式可変風防)これで風の悩みがなくなるなら…!と満を字して購入。さっそく山頂で試してみました。
山頂は時折風が吹き、たまにアルコールストーブにはつらいレベルの風も。これは試すのにちょうどいい条件。さらにクッカーは熱伝導率のいいW.R.COOKER。さて、実践!今は風がないから安定…おっと!なかなかの風が!これに耐え切れるか?!風と共に火も強く。いつもはこのまま火が流れて燃料だけ消費していつの間にか消えてる、なんてことが多かったけれど…えっ!もうフツフツ言ってる!
私はそこまで詳細に時間を測ったり、燃料を計ったりまでしないのですが、明らかに今までより早い!これは誰がやってもわかるくらいのレベルでした。すごい!これはすごいものを手に入れたんじゃ?!使い終わったら一瞬でぺたんこに。しかもこれ、私は珈琲を飲まないので使わないのですが、ドリッパーとしても使えるそうです
風火蔵のおかげで、風で少し億劫になっていたアルコールストーブがまた楽しくなりそう。もちろんW.R.COOKERのおかげもあるんだろな
そんなこんなで山頂でお茶の時間を終え、芝生にごろんと横になって至福の時間。その後は氷ヶ池の方を回って下山…が、伊豆スカイラインからハイクコースへ戻るルートを見失う。どう考えてもここから入るんだろうと思う場所も、ピンクリボンはあるもののかなりの荒れた獣道。踏み跡もあるように見える。藪漕ぎしながら進むも、薔薇もあり服の上から刺してくる。痛い!
通ってきた道を見失わない程度まで進んだものの、踏み跡なのか荒れてるだけなのかもわからなくなり、これ以上は危険と判断し伊豆スカイラインへ戻り、舗装道を行くことに。ただ、そのまま進んでもバスのルートからはだいぶ遠ざかってしまうので、途中行きに通った陸橋脇を登り、元のハイキングコースへと戻った
この獣道は今までの登山歴の中でも一番険しい道だったんじゃないかな笑。結局どこが本当の道だったのかわからずじまいだけど、これもいい思い出だ。そんなこんなでバスで熱海駅まで戻り、美味しいお寿司と温泉を堪能して帰りましたとさ
2023年11月2日
玄岳
玄岳【静岡】
最高標高 798m
累計標高差 590m
歩行距離 約8km
コースタイム 約4時間30分(休憩含まず)
今回の予定
(8:35)熱海駅発 ひばりが丘行きバス乗車
(8:53)玄岳ハイクコース入り口バス停着
(9:25)玄岳登山口
(10:40)玄岳山頂
〜休憩〜
(11:40)玄岳山頂発
(12:20)氷ヶ池
(13:30)玄岳登山口
(14:00)玄岳ハイクコース入り口バス停
今回の記録
(8:25)熱海駅発 ひばりが丘行きバス乗車
(8:43)玄岳ハイクコース入り口バス停着
(9:05)玄岳登山口
(10:10)玄岳山頂
〜休憩〜
(11:20)玄岳山頂発
(11:50)氷ヶ池を伊豆スカイラインから眺める
ハイクコースを見失い舗装道へ。熱海新道陸橋よりハイクコースへ戻る
(13:35)玄岳登山口
(14:00)玄岳ハイクコース入り口バス停