2018.3.10
小田原駅から箱根登山バスに乗り宮城野支所前バス停へ。前日は雨。この日の天気は曇りのち晴れ。のはずが…バス停に着いたら霧のような小雨。地面はびちゃびちゃ、排水溝から溢れる水

何を思ったのか今日に限って雨具を何も持って来ていない。。土砂降りというわけではなかったので、腹を括って登山口へ

この看板が目印。足元が泥濘み濡れた落ち葉が滑る。注意が必要

天気のせいか人は全くいない。バスを降りたのも私1人だった。登山道も今までになく荒れているのであまりメジャーじゃないルートなのかな?

登る前からガスっているが、苔はとても綺麗だ。

途中小さな沢を越える。きっと晴れた日には涸れてそうだな

枝に付いた水滴がキラキラして綺麗だ。水晶のよう。雨の日は雨の日の楽しみ方がある

なんとか雨は酷くなることはなく帽子があれば水滴も感じない程度。しかし朝までで止む予報はどこへ行ってしまったのか…
山頂へ近付いたところで数人の登山者と出会う。一人の時に狭い登山道で背後から迫られると少し恐いものがある。これは天気で視界が暗いからそう感じさせるのかもしれない
にしても展望がいいはずのこの場所も真っ白…

そして山頂…
途中話しかけてくれたおじさんが写真を撮ってくれた。天気のせいか緊張か、顔が笑えていない(笑)

そこから少し金時山方面へ行ってみたが、やっぱり霧で何も見えなかったので引き返して次は明星ヶ岳へ。途中分岐にある道標を頼りに明星ヶ岳方面に。明神ヶ岳から明星ヶ岳へのルートはなだらかな登山道。大体景色も同じだが、道は歩きやすかった

山頂手前に少し拓けた広場があり、そこで昼食でも…と思ったが、なにせ何も雨具も何も持っていなかったので下山して食べることにした。これは今回の大きな反省点だなぁ

山頂には目印の鳥居と御嶽大神の石碑が。霧のせいでおどろおどろしい

山頂は特に展望はない。ここからまた宮城野へ下っていく
分岐を入ってすぐ林に入る。ここがハッキリとした道がなく、木が並んだ斜面を歩くようになる。霧がなかったら違ったかもしれないが、広い登山道と錯覚してしまい、この日の中で一番ヒヤッとした場面だった
本当にこの道でいいのか?という気がしてもう一度辺りを見回したところ、向こうにも道のような所があったのでそっちへ進むことにした。するとちゃんと人が踏み固めた道が出てきたのでちょっと安心した

そこから更に歩くと大文字焼の看板があり、ここでようやくこの道で大丈夫だと確信する。もちろん大文字なんて真っ白で見えないが…

あとは道に沿って下るだけ。霧雨とはいえバックパックも全身も湿気を帯びている。そしてこのルートはトイレもない。足早に下ってそのまま近くの温泉へ向かう

入口に登山靴の泥を落とすための水場とブラシ、タライが用意されていて有り難かった!古い温泉だったけれど、清潔にしてありとてもいいお湯だった。冷えた身体に沁みる〜!
【今回の服装】
●登山前、下山後
メリノウール長袖薄手インナー、山と道Alpha Anorak、ニット帽、化繊パンツ、アグラスカート、メリノウール靴下、ハイカットトレッキングシューズ(防寒具にインナーダウン)
●登山時
アグラスカートを脱ぐ
【今回の行動食】
たけのこの里、あられ
【今回の昼食】
なし
【備忘録】
●自宅と山の天気は違う。予報だけを頼らず雨具を忘れない
●雨が止んでいたとしても地面は濡れている。休憩用にお尻やザックを濡らさないためのシートなどあるといい
●アグラスカートがとても使える(これはまた別で紹介してるのでそちらをご覧ください)