河津城山公園ハイキングコース 標高180.9m

2018.3.3

毎年恒例河津桜。今年は寒さで開花が遅れていた。まだかまだかと待っていた私はやっと見頃を迎えたこの週末を使って見に行くことにした。これで4、5度目?になる今年はハイキング要素も入れ、高い位置から眺めてみることに

駅を出てまずは表側にある干物屋へ。どれも大きくて美味しそう。ちょうど手頃な大きさのえぼ鯛を購入。
店を出て人の流れとは逆方向へ歩いていく。今年は見頃の時期が集中したためいつも以上に人が多い!駅の裏手へ行くとすっかり人はいなくなる。そこから2、3分歩いてハイキングコースの入口へ。さあ、登るぞ!

ちらほら人は見かけるがコースはほぼ貸切状態。今日は登り慣れない相方もいるのでこのくらいの人気と距離がちょうど良い。しかしハイキングコースとはいえ、始めからなかなかの急勾配。これは180mとはいえ侮れない。足場も岩がゴロゴロしており、公園という名は何処へ行った?という感じ

小さなみかん畑を超えると一気に木に囲まれる。急にジャングル感が出た!

木の上に跨るように生える木があったり。どうやったらこんなことになるんだ…

城山公園とだけあって石垣の跡のようなものもある。少し行くと立派な竹林に入る

なんと太い竹!!これはかぐや姫入ってそうだなぁ

真っ直ぐな竹はこんなことにも使えます。身体浮いてないけど…

この竹林を越えると海が見えてきた!200m弱でも眺めはいいんだね!

この休憩所を越えるとすぐに山頂。少しの距離とはいえバリエーションに富んで楽しめた!勾配もそこそこ急で意外と疲れた(笑)

そして頂上。頂上にはテーブルセットが2組、ベンチが2脚ほど、そして土俵があった。昔は相撲大会でもしてたのかな?

桜は思ったよりは少ないがそれでも綺麗。桜の木陰でのんびりした空気を味わう

そして昼食!まずは米を炊く。外で米を炊くのは初めてだ

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前日の用意
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①米一合と水を容器の中に入れ、優しくひっくり返して水を捨てる、を何度か繰り返し米を洗う
②3〜4回洗ったら米を浸水させておく。※米の容積が増えるので注意
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当日
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出発時には水を捨て現地で炊く際にペットボトルの水を220ml入れる。snowpeak 450mlのマグで約半分くらい。
アルコールストーブでの炊飯。風が全くなく気温も高かったので火が消える心配はなし。でもちょっと不安だったのでアルコールは30mlに。家での反省を活かして沸騰して弱火で9分、蒸らし10分

炊きあがりは完璧!底の水分までしっかり飛んで絶妙!(装い方が雑だな…)

アルコールは少し余ったのでそのままおかずを焼く。やっぱり気候とアルコールの量の調節がなかなか難しいなぁ。風が強い時でもある程度同じ量、時間で炊けるようしっかり風をカバーする風防を用意した方がいいのかもしれない

そして麓で買ったえぼ鯛の干物と持ってきたウィンナーを焼く。これはたまらない!

ご飯を炊いた後の鍋で作ってきた豚汁を温め直す

……最高!!!

天気も良いし、桜は綺麗だし、優雅な休日を迎えられた。あ、そういえば桜の写真を。花より団子とはこのことか(笑)

【今回の服装】
●登山前、下山後(20℃前後)
ダウンジャケット、メリノウール長袖薄手インナー、メリノウール+化繊混合ロングスリーブ、ニットキャップ、綿パンツ、メリノウール靴下、ハイカットスニーカー
●登山時
ダウンジャケットを脱ぐ
【今回の行動食】
なし

【備忘録】
●火が安定してると炊飯もスムーズ。風防の必要性?
●メリノウール+化繊混合ロングスリーブはインナーとしても使えるが、肌触りがサラッとしメンズ物でゆとりがあるため中に1枚入れた方が快適だった。形がロンTやスウェットに近いためトップスとしてもOK
●望遠レンズを試してみる。動く鳥の撮影は難しいが面白い。街を思いっ切り拡大すると色が少し浅くなる